田んぼの生きもの調査。里山ハーブで食べる生きもの調査。田んぼの風景、生物多様性、文化的価値を知って日本を、田んぼを味わうソムリエになってほしい。Bioアナリストに向けた本ができました。
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❶奇跡の共存共生システム「田んぼ」/ 林 鷹央
❷生物多様性って何? / 林 鷹央
❸田んぼの種類と歴史 / 稲垣 栄洋
❹あなたと農の接点 / 磯川 麻里
❺生物多様性と農業 / 徳江 倫明
❻「ふゆみずたんぼ」って何? / 木村 咲稀
❼世界農業遺産の棚田と茶草場 / 稲垣栄洋
❽雑草からわかる土壌環境 / 稲垣栄洋
❾田んぼ農家の後継者になるまで / 生駒 祐一郎
➓環境学習の場としての田んぼ / 大石麻美
⓫田んぼでは「ただの虫」が一番多いのはなぜ? / 宇根 豊
⓬誰でもできる生きもの調査 / 稲垣栄洋
⓭女性も大好き!食べる生きもの調査 / 林 鷹央
⓮生きもの目線の環境哲学 / 林 鷹央
益虫・害虫・ただの概念を打ち出した宇根豊さんが田んぼの生きものたちが紡ぐ世界観を教えてくれます。オーガニック界の改革者でもある徳江倫明さんが有機農業と生物多様性の重要性を。雑草学で知られる稲垣栄洋教授は4編も楽しいお話をしてくれます。佐渡生きもの語り研究所の大石麻美さんは佐渡の子どもたちと向き合った環境教育の現場から。若手後継者を代表して地域を盛り上げる生駒祐一郎さんが田んぼ農家になった話。農業指導を行う講師でもある磯川 麻里さんが食と農を身近な視点と壮大な視点を併せて語りかけます。卒論で研究テーマにした「ふゆみずたんぼ」を自然観察指導員の木村咲稀さんが教えてくれます。著者の林 鷹央は生物多様性と田んぼの恵みを熱く、美術系らしく詩も交えて伝えます。