オーガニック通信

2016年

Vol.58号 1月12日

 
新年あけましておめでとうございます。
5日に仕事始め、いきなり連休をはさみ、少し遅れた新年のご挨拶となりました。

ニュースの最初にあるように、昨年末12月25日、日本食品標準成分表2015年版
(七訂)が公表されました。5年ごとの改定ですが、今回は刺身や天ぷらなど日
本人の伝統的な食文化を代表する食品、健康食品を対象にした五穀や発芽玄米、
あまに油など、あるいは玄米粉や米粉パン、米粉麺など子どものアレルギー増
加に配慮した食品、とりのから揚げやとんかつ、肉や野菜の焼き・ゆでなど栄
養成分表示の義務化にも対応した惣菜関係など、15年ぶりとなる収載食品の300
以上の拡充など大幅な改訂となっています。

日本食品標準成分表はある意味世相を反映していて、グローバル化やインバウ
ンド時代の中、食の「地域ブランド」を守るための新たな制度、「地理的表示
保護制度(GI制度)」にみられるように、ローカルの魅力、伝統的、地域的食
材や料理に焦点が当たってきていること、機能性食品表示の緩和など健康食品
への関心の高まり、売り場での調理済み食品の増大、さらにはアレルギーの増
加による深刻な被害への対応などに結びついています。

一方で、昔と今、土壌の劣化によって農産物の栄養成分が大きく低下したこと
がよく指摘されていますが、今回の結果についてはどうでしょうか?よくチェ
ックしてみたいものです。
水耕栽培野菜は、糖度やVC、抗酸化力など、ある成分を高度化させる技術も進
歩し、機能性野菜として分析可能な成分に特化したものが評価されるようにな
るかもしれません。

私たちが、大宇宙の何パーセントを知っているのか想像がつきませんが、おそ
らく1立方センチメートルに1億以上の菌や微生物がいるという土壌(小宇宙)
のこと、それが作物の養分にどのような影響を与え、さらには人間に与える影
響のほとんどのことは分かっていないというのが本来のところだと思います。
今年も「いのち」「自然」「くらし」という視点から考えていきたいと思います。

本年もよろしくお願いします。

                                徳江倫明

オーガニック通信バックナンバー
http://www.ftps.jp/document/back.html

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 ・NEWS  ……[1]ひじき鉄分9分の1に 食品成分表 15年ぶり改訂

         [2]地域ブランド、「神戸ビーフ」など7品目認定 
            保護へ農水省

         [3]COP21「パリ協定」が日本に迫るもの
            〜原発再稼動・増設
                   
 ・TOPIC ……… ≪オーガニック/有機農業≫≪遺伝子組み換え≫
         ≪食品表示/食の安全≫≪食料/環境≫
         ≪電力自給/電力自由化≫≪食/ビジネストレンド≫
         …など話題27件


■ N E W S ━━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥……

[1]ひじき鉄分9分の1に 食品成分表 15年ぶり改訂

   ステンレス製の釜で製造した干しひじきに含まれる鉄分は、鉄製の釜
   を使ったものの九分の一。文部科学省は、日ごろ摂取する食品の栄養
   成分をまとめた「日本食品標準成分表」の改訂版を公表した。
   (記事より引用)

   (↓詳しく読む↓)東京新聞 サイトへ
  http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201512/CK2015122602000240.html 

    文科省、食品成分表を拡充 キス天、ベーグル、とんかつ
    …300品目追加 大幅改定は15年ぶり
    (↓詳しく読む↓)産経ニュース サイトへ
    http://www.sankei.com/life/news/151127/lif1511270006-n1.html 

    【関連資料】
    日本食品標準成分表2015年版(七訂)について
    (↓詳しく読む↓)文部科学省 サイトへ
    http://www.mext.go.jp/a_menu/syokuhinseibun/1365295.htm 


[2]地域ブランド、「神戸ビーフ」など7品目認定 保護へ農水省
   (↓詳しく読む↓)日本経済新聞 サイトへ
   http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS22H19_S5A221C1EAF000/ 

   農林水産省は22日、地域に根ざした農産品ブランドを国が保護する地
   理的表示(GI)に、兵庫県の「神戸ビーフ」や北海道の「夕張メロ
   ン」など7品目を認定することを決めた。6月の制度開始以来、初め
   ての認定になる。国が味や品質にお墨付きを与えることでブランド価
   値を高め、農家の所得向上につなげたい考えだ。輸出拡大にも追い風
   になりそうだ。(記事より引用)

    【関連記事】

    日本酒を地理的表示に指定 国産コメ使用、国内製造
    (↓詳しく読む↓)共同通信 サイトへ
    http://this.kiji.is/52772822075539463?c=39546741839462401 

    「日本ワイン」に商機 3年後、国産ブドウ100%なら表示
    (↓詳しく読む↓)東京新聞 サイトへ
  http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201512/CK2015122102000206.html 

    原産地表示 拡大を TPPで輸入増見込み 国産扱う加工業者
    (↓詳しく読む↓)日本農業新聞 サイトへ
    http://www.agrinews.co.jp/modules/pico/index.php?content_id=35835 

    【関連資料】

    地理的表示(GI)の登録について
    (↓詳しく読む↓)農林水産省 サイトへ
    http://www.maff.go.jp/j/press/shokusan/chizai/151222.html 

[3]COP21「パリ協定」が日本に迫るもの
   〜原発再稼動・増設

   12月12日、第21回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP21)は2020年
   以降の地球温暖化対策の新たな枠組みとなる「パリ協定」を採択した。
   今回は途上国を含むすべての国(*2)が温室効果ガスの排出削減に取り組む
   という画期的なものとなった。(記事より引用)

   (↓詳しく読む↓)HUFFPOST サイトへ
   http://www.huffingtonpost.jp/nissei-kisokenkyujyo/cop21_5_b_8851370.html 

    【関連記事】

    2度未満を目指した歴史的合意、「パリ協定」が採択
    (↓詳しく読む↓)オルタナ サイトへ
    http://www.alterna.co.jp/16824 

    押し寄せる地球温暖化 -
    成長を諦めて地球をいたわる生き方に転換すべし
    (↓詳しく読む↓)BLOGOS サイトへ
    http://blogos.com/article/152703/ 

発  行  元:一般社団法人フードトラストプロジェクト
                  代表理事 徳江倫明
      
       お問い合わせ・連絡先……
       〒104-0032 東京都中央区八丁堀2-22-8内外ビル7階
             TEL:03-3523-0028  FAX:03-3523-0861
             MAIL: ftpinfo@food-trust.jp
             ※@を小文字に変換してください
       事務局   渡邊竜史 竹内 周

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